スリーブ付きのゴルフクラブならバーナーやヒートガンがなくても好きなシャフトを組める!
グリップ交換を自分でできる人なら、難なくできますよ!
むしろグリップ交換のほうが難しいかも!
この記事ではカチャカチャ(可変スリーブ)付きユーティリティのシャフトを950GHからmodus 105に交換した手順を解説します。
パーツ選び
最も重要なパーツ選び、パーツごとに失敗しないための注意点を解説します。
ポイント1 スペックの確認
これ重要です。
ネットでメーカーのスペック表を見つけることからスタートします。
今回はスチールシャフトからスチールシャフトへのリシャフトなので、シャフト長は同じですが、リシャフト前後でシャフトの素材がカーボンやスチールなど材質が変わる場合は、スペック表をみてシャフト長さのあたりをつけます。
今回はテーラーメイド グローレレスキュー6UTの純正シャフト NS950GH 38.5インチをmodus105に交換しますので、全く同じ長さで組みたいと思います。
シャフトの長さがわかったので、シャフトを購入します。
ポイント2 シャフトの長さ
modus105はアイアン用シャフトなので、番手ごとに素管(切る前のシャフト)の長さが違います。今回はアマゾンでシャフト素管を購入したのですが、ちゃんと#3とか何番用のシャフトか記載されています。
スペック表では6UTの完成時長さは38.5インチ、アイアンの38.5インチは4番っぽいので、4番アイアン用のシャフトを購入しました。
ポイント3 スリーブ
テーラーメイドの可変スリーブにはいくつかの種類があります。ワタシのグローレは2014年の2代目グローレで、不人気クラブのためネット上に情報がほとんどありませんでした。
が、SLDRよりは若干新しいのでSLDR, M1で使用できる可変スリーブで、シャフトがアイアン用なのでスリーブも370tip用をアマゾンで購入しました。
以下リンクが実際に購入したものです。
チップ径とはシャフト先端の外径で、正式には.370インチ=0.37インチ。1インチ25.4mmでΦ9.398mmとなります。
チップ経を間違えると、組み付けられないか、ヘッドが飛ぶ大事故になりかねないので、注意してください。
ポイント4 接着剤とビーズ
あらゆるリシャフト系記事や動画で出てくる接着剤はセメダインのメタルロックです。あと、スリーブとシャフトの隙間を埋めるといか、つなぐというか、いい感じのはめ合いにするための補助剤としてガラスビーズをほとんどのかたが使っています。
ワタシは業者ではないので、そんなに大量の接着剤やビーズは必要ないので、メタルロックとビーズがセットになった商品を購入しました。
約10本分の量が入っているとのことで、素人には十分な量かと思います。
取扱説明書付きなのですが、シャフト接着の手順が説明されているのでとても素晴らしい!
ポイント5 グリップテープとグリップ
これは好きなものを使用してください。
ワタシはこれ!ユーティリティ、フェアウェイウッド、ドライバーで使用しています。
余談ですが、テニス経験者の人は太めのグリップのほうが面をコントロールする感覚がわかりやすいのではないかと思います。
クラブバランスを気にするかたもいると思いますが、極端に軽い、重いにならなければ、ワタシは細かい数字は気にしません。
これでパーツ選びは完了です。
シャフトカット
スリーブ、シャフトを仮組みして、純正シャフトと同じ長さの場所にマーキングします。
バランスを確認しながら徐々にバット側(グリップ側)を切る方法もあると思いますが、細かいことは気にしません!
リシャフト作業そのものがワタシにとっての遊びなので、失敗しても、成功しても楽しいのです。
マーキングしたシャフトをワタシはパイプカッターで切断しました。
作業に熱中してしまい、写真全然撮ってなかった。。。
賛否両論あるかもしれませんが、切断時に切くずはでないし、とにかく簡単に切れるでの便利。
なお切断面に内向きのバリが出るので、リーマ(パイプカッターの黒いハンドルにの内側にある三角形のやつ)やヤスリでバリを落とします。
続いてスリーブのソケットを外して仮組みし、メッキを落とす範囲を決めます。
あとはサンドペーパー等で、メッキを削り落としてください。
ワタシはリューターにプラップをつけて削り落としました。
接着とグリップ組付け
最後は接着です。
パーツクリーナーで脱脂後、接着剤の取扱説明書を参考にしてスリーブとシャフトを接着します。※シャフトの向きを確認してね!
計測結果
重量
試打計測
※POD(計測機)のヘッドスピードとミート率はいまいち。ボール初速は950GHとmodus105でほぼ同じ、もちろん振り感は同じにしています。
ワタシのYoutubeチャンネルで1番人気の動画はこれ!
総評
これまで
アイアンのシャフトがmodus105
4U,6U(ウッド形)はNS950GH ※4Uは使ってないので950GHのまま
3U(アイアン形)はmodus105
という変則的なシャフトバリエーションを今回のリシャフトで統一できたので、大変気分が良いです。
ゴルフはメンタルの影響が大変強くでるので、6Uだけシャフトが違うという環境を変えるだけで、不要な心配ごとが減ります。
ただ、3Uや6Iのmodus105Sのしなりの感じ方からすると、今回組んだ6Uはちょっとだけ固く感じます。#4用ではなく、#3用のシャフトのほうが良かったのかも。
次はカーボンシャフトのリシャフトにチャレンジしたいので、シャフトを物色中です^^
買ったものリスト