本間D1、タイトリストHVC、スリクソンTRI-STARの試打計測比較
今回は初心者ゴルファー御用達、本間D1ボールからのステップアップをお考えの方に向けた記事となります。
結論から先に言うと、スリクソンTRI-STARボールをおすすめします。
理由は本間D1と比較して
- 同程度の飛距離性能
- 同程度のスピン性能
- スリクソンTRI-STARの方が圧倒的にソフトな打感
- 安い時に買えば、１ダース3,000円以下
そもそも本間D1ボールはアマチュアの、しかも100前後のゴルファーであれば、飛距離もスピンも不満は無いと思います。量販店なら2,000円以下で買える激安で高性能な凄いボールです。
そんなD1に不満があることといえば
- みんなが使っている（識別が面倒）
- みんなが使っている（「ボール何？」「俺本間！」「あっ！俺も」）
- 特にアイアンを打った時のカチンとかペチンといった硬質な打感がイヤ
とにかく、みんな本間D1ボールを使っているので、同伴者に間違えて自分のボールを打たれたこともあります。
ということで、「俺はタイトリスト！」とか「俺はスリクソン」と言えるように、本間D1、タイトリストHVC、スリクソンTRI-STARの比較をやっていきます。
|
|
![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/36b4d0a5.8dbb3203.36b4d0a6.814e3b63/?me_id=1217652&item_id=10015016&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Ffujigolf%2Fcabinet%2Fgoq002%2F12130_1.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=picttext "[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]")
自作多点マーカーボールを作って、試打比較
私が入会しているインドアゴルフ練習場ではPODという弾道測定器があります。
それを使って、ドライバー、ピッチングウエッジ、58°のアプローチを計測、もっとも良い数値から１位３点、２位２点、３位１点と点数をつけ、合計得点で勝敗を付けようと思います。
試打計測結果
結果をお見せする前に、一応お断りを入れさせてください。
- 今回の計測結果はすべて素人が試打しています。
- ボールスピードや打点のバラツキもあるので、ボールの性能を正確に計測できている訳ではありません。
- あくまでも、「アマチュアのアベレージゴルファーが打つと今回はこんな結果になった」程度に受け止めて頂けると幸いです。
計測結果ですが、一番良いと私が思う数値を紫色、２番目を青色で着色しています。
アプローチはバラツキが大きいので、スピン性能のみ順位をつけました。
ドライバーの試打計測
どれも良く飛んでいます。それぞれ本間は11.7ヤード、タイトリスは16.9ヤード、スリクソンは10.1ヤードのランが出ていて、打出角、高さを見てもタイトリストは中弾道っぽいです。
私の好みではランは少ない方が安心です。ランで飛距離を稼ぐより、フェアウェーにポトッと落ちてすぐ止まってほしい。
ちなみに使用したドライバーのスペックはこちら
第１位はスリクソン！
さすがスリクソンTRI-STARです。
スリーブの側面に【飛距離：かなり飛ぶ】って書いてありますからね。偽りなし！！
打感ですが、本間D1は少し硬さを感じます。タイトリストHVCはSOFT FEELという名前だけあって、気持ち良いソフトな打感です。スリクソンTRI-STARの打感も柔らかく感じます。
ドライバー性能についてはぶっちぎりでスリクソンTRI-SATRとなりました。
１位 スリクソンTRI-STAR
２位 タイトリスト HVC SOFT FEEL
３位 本間 D1
弾道計測器PODの計測結果画面
|
|
PWの試打計測
PWのスペック
- ヘッド：テーラーメイドP770(2020) ロフト46°
- シャフト：Dynamic Gold EX TOUR ISSUE S200 35.75インチ
PWの試打計測では本間D1が１位、わずかな差でスリクソンTRI-STARが２位となりました。ボールスピードが本間の方がちょっと早いのでその差だけかと思います。
ここで気になったのがタイトリストHVC SOFT FEEL。何度打ってもスピンの掛かりが弱い。ドライバーのスピンも圧倒的に少ないので、低スピンボールなのか、それとも誤計測かもしれません。
ただ、D1は飛ぶし、スピンもよく掛かるけど、やっぱり硬いです！
「カチン」とか、「ペチン」って打音とともに、特に右手の人差し指付近に軽い衝撃がか入ります。「硬！」
それに比べるとスリクソンTRI-STARは「上質なボールですねぇ～」って思います。
弾道計測器PODの計測結果画面
※ミート率1.55とヘッドスピード26.1m/sは誤計測だと思います。
おまけのアプローチ編 58°
58°のスペック
- ヘッド：クリーブランド CVX ロフト58°
- シャフト：MODUS3 TOUR 115 S 35インチ
距離のバラツキが多いのでおまけと思ってください。
数値からの印象ですが、やっぱりタイトリストHCVは打出角度が低め。
アプローチのスピン性能では他の試打結果と逆転現象が発生して、HCVが１位、スリクソンTRI-STARが僅差で２位、少し離れて本間D1となりました。
打感の違いはそれほど強く
じませんでした。
値段
本間D1とタイトリストHCVは2,000円程度、D1は安いところを見つければ2,000円以下ですね。その点スリクソンTRI-STARは今回紹介する楽天の店舗でも、3,000円弱なので、1.5倍くらいのコストアップになります。
ただ、１回のラウンドでボールをなくす回数が少なくなってきたと感じている方には、是非おすすめしたいボールとなります。
本間D1SPINも試してみましたけど、あれはあれで「俺も本間」って言わなきゃいけないし（笑）、同じ価格帯であれば、スリクソンTRI-STARの打感や性能の良さを気に入ってもらえるのではないかと思います。「俺はスリクソン」って言えるし（大笑）^^;
|
|
